5. タモリのボキャブラ天国etc

基本的に語呂合わせのダジャレを取り扱った番組です。と、こう書いてしまうと身も蓋も無いのですが、ごく簡単に言うとそういう番組です。この番組は時期によって多少展開が変わっているので、それらについて紹介したいと思います。

初期・・・水曜日の午後7時半から放送されていた時期で、まだ視聴者からのハガキ投稿を元にしたVTRを流し、一番面白かったものに賞金を与えると言う方式でした。このときは30分番組だったのでそんなにVTRを流せていたわけでもなく、多少の物足りなさを感じていていました。

中期・・・水曜日の午後10時からの放送に変わりました。ここから1時間番組になったので、かなりの数のVTRを流すことが出来たのです。このときはCMの前後に看板を使ったコーナー、「みなさんカンバンわ」と言うコーナーもありました。また番組の後半では大人向けのネタを流すコーナーもありました。ちなみにこのコーナーの直前には子供に寝るように促していたりして、結構笑えました。

終盤・・・番組も後半になるとVTRネタだけでなく、若手お笑い芸人たちによるネタ見せも行われるようになりました。このお笑い芸人のネタ見せが後にこの番組の方針を決定付けたと言っても良いでしょう。このコーナーはお笑い芸人たちがスタジオで収録したネタ(ボキャブラネタ)を紹介して、その後でどのネタが一番面白かったかを決めるコーナーだったのです。

司会はタモリさんだったのですが、気が付くとヒロミも司会に加わっていました。この番組は終わってしまうことになったのですが、その時は番組の方針が大きく変わることになったのです。これまでのVTRネタ中心だったことを捨て、お笑い芸人たちのネタ披露の番組になったのです。司会はヒロミになりました。で、タモリさんはどうなったかと言うと、この時間帯で哲学の番組の司会をした後、最後はトークネタ披露の番組の司会をしていました。が、それらも全て終わってしまいました。実はその哲学とトークネタの番組は全部チェックしていたりするのですが・・・、あまり見ていた人もいなかったと思われるのでその番組についての説明は省略します。

司会がヒロミに変わり、時間帯も深夜になりました。深夜になったからなのでしょうか、セットに予算が組まれてないことも分かる状態になっていました。このときには1軍と2軍みたいな序列が出来ていて、面白くないと判断されるとセットの外で待機させられるということになっていたのです。そして半年ぐらいだったでしょうか、深夜での放送が終わり、ついにゴールデンタイムに復活することになったのです。

ゴールデンタイムに復活した番組でしたが、既に当初の番組内容からは程遠い内容だったのです。これが良いのか悪いのかは個人の判断なのですが、個人的に当初の内容の方が面白かったとも思っています。まぁこのお笑い芸人たちのネタ見せでも、面白い人たちと面白くない人たちを見分けることが出来てよかったのですが・・・。番組の中でも時々話題に出ていましたが、この出演者たちに追っかけが付いていたらしいのです。一つ心配だったのは人気だけで実力がついてきていないのではないかということだったのです。現在考えてみると、当時大人気だったけど今は全く見かけないという人たちもいるのではないか、と思います。

結局気が付いたら終わっていたと言う感じです。当初の方針で番組が続いていたらどうなっていたかは分かりません。が、masaとしては最初の方が面白かったと思うのですが・・・。

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