9. キテレツ大百科

冷静に考えたら「キテレツ」と言うあだ名をつけられたら、先ず自分はいじめられていると考えて間違いないと思うのですが・・・。主人公のキテレツ君はどう考えているのでしょうか?この物語は要するにドラえもんの設定を多少変えただけの物だと考えてほぼ間違いないですね。違うところはドラえもんの秘密道具がキテレツの発明品(本当は先祖の奇天烈斉の発明品)であるところ、ドラえもんが出てこない代わりにコロ助が出てくるところ、ドラえもん→コロ助、のび太→キテレツとはいかずどちらかと言うとコロ助はのび太的な役割をすることが多かったところなどが挙げられるでしょうね。

物語は主人公のキテレツが古文書を発見するところから始まります。この古文書、江戸時代に発明家として有名だった先祖である奇天烈斉と言う人物が自分の発明品をリストアップしたもので、設計図となっていました。キテレツは早速その古文書に載っていたからくり人形を作るのです。それこそがコロ助なのです。コロ助はかつて奇天烈斉の助手をしていたので、当然現在のキテレツの助手、というか友達になりました。こうして物語は始まるのです。物語の大半は発明品を使っていろいろなところに行く物語です。では以下ではキャラクター紹介をしておきましょう。

キテレツ・・・この物語の主人公、学校の勉強は苦手だが発明は得意。奇天烈斉が残した奇天烈大百科を使い、様々な物を作ります。のび太と違うのはそこまでのいじめに遭っていなかったこと、自分で道具を作れる立場にあったことなどが挙げられます。でもキテレツってあだ名はちょっとどうかな・・・?

コロ助・・・奇天烈斉の発明品の一つにして、奇天烈斉の助手です。あの材料でこれだけのものができるのか、という疑問はさておいて、どうやら人工知能が搭載されているようです。自分で物事を考えることができるロボットは江戸時代当時でも現在でも相当の技術が必要だと思うのですが・・・。しかも食事は普通の人と同じ物を取っています。コロッケが大好きなようです。自分のことを「我輩」と呼び、語尾に「ナリ」とつけるのは非常に有名です。

みよちゃん・・・キテレツたちのクラスメートであり、キテレツが密かに恋をしている相手のようです。が、やっぱり彼女にとってキテレツはクラスメートの一人にしか過ぎないようです。まぁ簡単に言うとドラえもんで言うところのしずかちゃんですね。しずかちゃんとの違いは相手の呼び方ですかね。しずかちゃんはジャイアンでも一応本名の「たけしさん」と呼んでいたのに対してみよちゃんはブタゴリラのことを「ブタゴリラ君」と読んでいるのです。この違いは結構小さいようで大きな違いだと思いますが・・・。

ブタゴリラ・・・早い話がドラえもんにおけるジャイアンです。が、ジャイアンほど理不尽なことを言わないし、友情に厚い男として描かれているのが違いでしょうか?この作品は映画化されなかったので、普段から彼がいい奴だと言うことを描く必要があったということも影響しているかもしれません。しかし、このあだ名も今使っていたらいじめの原因になりそうなんですが・・・。

トンガリ・・・ドラえもんで言うところのスネ夫。スネ夫ほどいやみではなかったと記憶していますが、ほとんど役回りはスネ夫と変わりないと思います。

この作品もいつまでも続くと思っていたのですが、気が付いたら最終回になってしまいました。最終回は確かコロ助が奇天烈斉を守るため、江戸時代に残る決意をし、キテレツたちと別れるところで終わったと思います。上でも書きましたがこの作品には映画版が無かったのです。その影響でしょうか、一つ一つの物語が非常に印象的な感じがします。他の作品と違ってエピソードの使いまわしが無く常に新作の物語だったので、これが良かったと言えばよかったところですが、逆にネタ切れを起こした可能性もあり、それがこの物語の終わりを早めたとすれば逆に悪いところだったとも言えるでしょう。

ちなみにオープニング及びエンディングテーマには名曲が多かったですね。「お料理行進曲」とか「初めてのチュウ」とかは有名だと思いますね。「お料理行進曲」は1番がコロッケを作る話で、2番は・・・スパゲッティだった記憶があるのですが・・・、合っていますかね?

昔は笑点→ちびまる子ちゃん→サザエさん→キテレツ大百科と言う日曜日の夕方にはお決まりのパターンがあったのですが、それもなくなってしまいました。この時間帯は今「こち亀」を放送しています。が、「こち亀」はほとんど見た記憶がありません。まぁそれはまた別の所で書くことにしましょう。

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