9. 料理の鉄人

鹿賀丈史さんが主宰を勤める番組です。この番組ではテーマ食材を用意して、それを使った料理の味で対決するのです。対決するのは鉄人と挑戦者でした。鉄人というのは番組側の料理人です。この番組では鉄人と挑戦者の対決がメインなのですが、鉄人側は常勝を約束されているわけで、そんなに簡単に負けるわけにはいかなかったのです。

料理対決をする前には主宰からのテーマ発表がされていました。テーマはその時初めて鉄人、挑戦者双方に知らされるのですが、実はあらかじめテーマ候補を数種類知らされているらしいのです。そのためある程度まではテーマを絞り込むことが出来たらしいのですが、実際にあの状況で初めて知らされるテーマで勝負をするのは大変だろうなぁと思っていました。料理対決をするスタジオはキッチンスタジアムと呼ばれていました。このスタジオで料理対決をするのですが、このスタジオは本当に大きなキッチンであるため、料理をするには最高の環境であろうと思われます。

さて、肝心の鉄人の紹介をしておきましょう。料理のジャンルにあわせて鉄人もいました。和食、フレンチ、中華、そしてイタリアンの鉄人がいました。ではそれぞれのジャンルの鉄人を紹介しましょう。

まず和の鉄人から。和の鉄人は全部で3人いました。初代和の鉄人は道場さん、彼はまさしく鉄人という強さを発揮していました。masaがこの番組を見始めた当時彼はまさしく無敵だったのではないか、と記憶してます。実際かなり高い勝率を誇っていたはずです。彼が引退した後2代目の和の鉄人になったのが中村さんです。初代和の鉄人であった道場さんが強すぎたこともあったのでしょうが、2代目の彼は道場さんほどの強さは無かったと思います。彼の料理はとくかく寿司系が多かったと記憶してます。大勝負では結果を残すこともあったのですが、どうも勝率は他の鉄人に比べて低かったようで最後は「3連敗したら引退する」と言う言葉のとおり鉄人の座を退きました。3代目の和の鉄人になったのは森本さんです。彼はニューヨークで和食レストランを開いていたのですが、そんな彼の料理は和食と言うカテゴリーでは表せない料理でした。彼の料理は奇想天外と言う感じでした。

続いてフレンチの鉄人を。全部で2人いましたが、実際には1人だったと言っていいでしょう。初代は石鍋さんで2代目は坂井さんでした。masaがこの番組を見始めたときには既にフレンチの鉄人は坂井さんだったのですが、本当は石鍋さんと言う人がいたらしいのです。masaはその石鍋さんの試合を見たことが無いので分かりません。坂井さんは料理会のドラクロアと呼ばれているらしく、盛り付けが非常にきれいになっていました。彼は調子に波があるらしく、ノっているときはほぼ無敵という状態になっていました。

中華の鉄人は一人だけでした。名前は陳健一さんです。彼の父である建民さんは四川料理の名人で、彼自身も四川料理に精通していました。番組の最初から最後まで非常に素晴らしい勝負を繰り広げていました。この番組に出てくる鉄人たちのなかで最も人間的で、最も記憶に残る人でもありました。

イタリアンの鉄人は最初からいたわけではありません。番組も後半部分になってから出てきたと思われますが、名前は神戸さんです。彼はイタリア料理、それも特にパスタには自信を持っていたようです。が、この人の試合も見たことが無いので分かりません。

番組の最初は挑戦者の紹介からです。しかし、紹介の前にはお馴染みのセリフがありました。それは「私の記憶が確かならば・・・。」というものです。これは常に言っているのでかなり印象的でした。さて、挑戦者の紹介が終わった後、オープニングが始まり挑戦者がキッチンスタジアムに入ってくるのです。そして挑戦者が対戦する鉄人を指名するのですが、その時の決め台詞は「蘇るが良い、アイアンシェフ」と言うものなのです。そして鉄人が出現して挑戦者が対戦する鉄人を指名するのです。それから試合なのですが、制限時間は60分なのです。60分間で料理を作り、それから審査なのです。審査は4人(ひょっとしたらそれ以上になることも)で行われ、最後に主宰から結果が発表されるのです。この発表の時の福井アナウンサーのナレーションが緊張感を駆り立てます。ちなみに実況は福井アナで解説は服部さんでした。噂によると途中ではいるレポートはF-1のリポートと同じらしいのですが、実際にはどうなのでしょうか?

masaが見始めたのは番組が始まってから半年ぐらい経っていた頃だと思われます。それから毎週見るようになったのです。この番組で面白いのは鉄人に因縁がある挑戦者が出てくるときなのです。神田川さんなどはかなりの回数で出てきていたと思います。しかも彼は自分の弟子を送り込んできて鉄人に挑戦していたりしたのです。彼と鉄人たちとの勝負はものすごいものがあったと思われます。

最後は鉄人の中で誰が一番強いのかを決めました。その後、その最強の鉄人と最後の挑戦者で世界一を決定していたのです。この辺りになると単なる料理対決を超えた番組になっていたと思われます。

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