スーパーロボット大戦の戦略の定石

戦闘に関しては、さまざまな要素を考慮しなければならない。戦闘は一対一であるが、その戦闘においては、まず地形効果を考えなければならない。例えば、市街地などではHPやENを回復できるし、森や山では攻撃される側としては回避率があがり、攻撃する側としては命中率が下がるということもある。さらに山や森では移動力が多く消費されたりすることもありうる。続いて地形適応について考えなければならない。ユニットの地形適応は、ユニットの能力値とパイロットの能力値とを総合した結果によって決まってくる。地形適応はA〜Eまであるが、実質的にAならば100%の能力を出すし、Bならば80〜90%の能力を出す。しかし、C以下になると、ほとんど能力を発揮できないと考えた方がいいだろう。3つ目に命中率を考えなければならない。命中率は攻撃側の命中能力と防御側の回避能力、それに地形修正とユニットサイズ修正、これらの関係で決まってくる。命中能力とはつまり攻撃側のパイロットの命中、反応、攻撃側ユニットの運動性と武器の命中修正であるし、回避能力とは防御側のパイロットの回避、反応、回避側ユニットの運動性のことである。4つ目に考えなければならないのは、経験値については、基本的には自分の攻撃が命中して、反撃で破壊されない限りは経験値が入ってくる。経験値は敵ユニットの経験値と、敵パイロットの経験値の合計で決まって来る。敵ユニットに攻撃を与えただけでは少ない経験値だが、もし破壊できればただダメージを与えた時の経験値の10倍の経験値が入ってくる。また、攻撃する側のレベルと、攻撃される側のレベルの差が大きいほど(攻撃側のレベル<攻撃される側の場合)得られる経験値が大きくなる。5つ目に考えなければならないのは、気力である。気力はパイロットにとって重要な能力である。この気力は攻撃を受けたり、敵を倒したりすることであげなければならない。気力が低いと武器によっては使えないものもあったりするので、十分に考慮しなければならない。

以上が基本的な戦闘システムについて考慮しなければならない点である。ここで、masaなりにこのシリーズの攻略に関して思うところを述べておきたい。これは多少、上記の戦闘システムについて考慮しなければならない点と重なることがあるかもしれないが、その辺はご容赦を。なお、この攻略のポイントはこの後紹介するF、F完結編、及びコンプリートボックスまでの攻略において、と言うことに注意。

一つ目は「おとりユニットを使う」ということ。
このゲームのコンピュータ(敵軍)は一機を集中攻撃してくるという特徴がある。そのため普通のユニットでは、その集中攻撃には耐え切れない可能性がある。そのため、その集中攻撃に耐えられるユニット(具体的には装甲が堅くてちょっとやそっとでは破壊されないユニットであるとか、高い運動性で相手の攻撃を交わすユニット)を用意する必要が出てくるというわけである。そして、そのユニットで敵陣に単機突入をさせるというわけである。この戦法は、おとりに相手の注意を向けている間にその後方から主力が進軍していくという戦法である。ちなみにおとりユニットにはおとりとしての役目を果たしつつも、ある程度敵軍にダメージを与えることが出来ればなお理想的であると言えよう。

二つ目は「マップ兵器を使う」ということ。
マップ兵器というものは、大勢の敵に対してダメージを与えることが出来、さらに相手から反撃を受けることもないという、便利なものである。これを有効に使うことにより、一見不利に見える局面であっても、状況を打開できるという利点が生まれる。つまり、マップ兵器を持つユニットについては重点的にマップ兵器を強化するべきであると言う結論が容易に導き出せよう。また多くの敵を一度に倒せれば、経験値も多く手に入り、そのユニットのパイロットのレベルが一気にいくつも上がるということもある。つまり、マップ兵器を有効に使うことにはこれらの利点があるということがこれでわかるだろう。多くの敵を一網打尽に出来るマップ兵器は使わないと損である。

三つ目は「リアル系ユニットと、スーパー系ユニットの運用法の違い」である。
このゲームにはガンダムに代表されるリアルロボット系ユニットと、マジンガーZに代表されるスーパーロボット系ユニットの2種類が存在する。(もっとも最近では、このようなわけ方は無意味であると言う話もあるのだが・・・・・・)とにかく、このような分け方をするのには、それぞれの系列のユニットにはそれぞれ特徴があって、それゆえ運用法には違いが生じると言うわけである。まず最初はリアル系ユニットであるが、リアル系ユニットは高い運動性と、長距離射程の武器を持っているという特徴がある。しかし、高い運動性の代わりに装甲は薄く、そのため敵ユニットの攻撃が当たったら一撃で破壊されるという危険も持っていると言うことを忘れてはならない。ではどのように運用するかと言うと、相手の攻撃が届かないところ、つまり敵ユニットの射程外からの攻撃、この一点に尽きるだろう。また攻撃力自体は高いと言い切れない部分もあるので(スーパーロボットの必殺武器に比べて、と言う意味で)あまりボス戦向きのユニットではないと言える。つまり、雑魚ユニットの征討という役割を担うという運用法でいいことになる。
続いてスーパー系ユニットであるが、リアル系ユニットの役割が雑魚ユニットの征討である以上、スーパー系ユニットはボス敵向きであると言える。これはスーパー系ユニットが、高い攻撃力、すなわち一撃必殺の武器を持っていることと、堅い装甲、そして一つのユニットに大勢のパイロットが乗っていることも影響していると思われる。しかし、ここでスーパー系ユニットと言ってもマジンガー系ユニットと、それ以外のスーパー系ユニットとを分ける必要があると思われる。これは同じスーパー系ユニットであっても、マジンガー系ユニットには一撃必殺の武器があると言うわけでもなく、そのためボス敵と戦うには少し力不足と思われる面があると思われるからである。そのため、マジンガー系ユニットはどちらかというと、雑魚ユニットと戦うしか使い道がなくなるということになる。最悪の場合は、マジンガー系ユニット自体を使わない可能性すら出てくる。仮にマジンガー系ユニットを使う場合には、一つ目のポイントで書いたが、おとりユニットとしての使い方が中心になる。ただし、この場合には精神コマンドを上手に使わなければならないことになる。具体的には「必中」「鉄壁」を使うと言うものである。そうすることで、敵の攻撃に対しての防御力があがり、そして攻撃は確実に相手に当たるという効果がある。さて、マジンガー系ユニット以外のスーパー系ユニットの使い方だが、ボス戦向けの決戦兵器としての使い方に尽きると言っても過言ではない。しかし、スーパー系の必殺武器というものは、気力を高めて一定値以上にならなければ使えなかったりするという制限が設けられている。基本的には気力は自分自身であげなければならない。そのため、リアル系ユニットで弱っている敵ユニットにとどめをさすか、精神コマンド「気合」「激励」を使うという方法で気合を上げなければならない。そうして気合をあげて、必殺武器を使える状態にして、ボス敵に攻撃するというのが基本的な役目である。ただし、この際には精神コマンド「必中」「熱血」(または「魂」)「幸運」をかけるのを忘れないように!!!

四つ目は「精神コマンドを有効に使う」と言うことである。
これまでにも、色々なところで出てきたが、精神コマンドを有効に使えば、たとえユニットが無改造であってもクリアも不可能ではないと言えるだろう。主に使う精神コマンドとしては、命中率にかかわる「必中」「ひらめき」「集中」や、攻撃力アップにかかわる「熱血」「魂」、敵を倒した時に得られる資金や経験値にかかわる「幸運」、気合を高めるのに役立つ「気合」「激励」、傷ついたユニットのHPを回復させるのに役立つ「根性」「ど根性」「信頼」「友情」「愛」、そして倒されたユニットを復活させるのに役立つ「復活」などがある。このように使える精神コマンドが多いことから、キャラクターによっては、このような有用な精神コマンドを持っているためにレベルをあげるキャラクターというのも出てくる。このゲームはさまざまな作品からさまざまなキャラクターが登場しているのだが、このことから分かることとしては、各作品の主人公だけのレベルを上げてもだめで、このように目立たないけど、役に立つキャラクターもいるわけだからそのキャラクターもレベルをあげるべきだろう、ということが上げられるだろう。実際にはそのようなキャラクターのレベルを上げなくてもクリア自体は可能なのだが、多少きつい目にあう可能性もあるので、できればこの点に注意してもらいたい。(masaもこの点に気づかないで結構苦労したおぼえがある)

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