6. T.M.Revolution

T.M.Rebvolution、正式名称は「Takanori Makes Revolution」と言う名前です。この名前は個人のアーティストの名前ではなく、一つのプロジェクトの名前なのです。ではこの「Takanori」と言うのは誰なのでしょう？実はこのプロジェクトは元accessの朝倉大介をプロデューサーとして、ボーカリストである西川貴教と結成したプロジェクトなのです。だから「Takanori」と言うのはそのボーカルの西川貴教のことなのです。T.M.Revolutionと言うプロジェクトとは、アーティスト西川貴教とそのバックバンド、そしてそんな彼らを応援しているファンも含めた壮大なプロジェクトなのです。

と、細々とした説明から入りましたが、masaがはまったのはこの人のラジオが元なのです。彼はボーカリストとしてだけでなくラジオのDJとしても素晴らしいのです。と言うか、彼のトークは非常に面白いのです。恐らく歌を歌わなくなってもトークだけで十分やっていけると思うぐらいのトークの面白さだと思います。彼はデビューからずっと「オールナイトニッポン」でDJをしているのですが、このラジオ番組が非常に面白いのです。

このラジオの名物はダメ人間がたくさん出てくるところです。自堕落で無目的に生きている彼らがこの番組で紹介されるのですが、これが非常に面白いのです。masaもそんなに立派に生きているわけでもないのですが、そのmasaから見ても彼らは十分に「ダメ人間」だなと感じられます。またこのラジオにはがきを送ってくる人たちが受験に失敗してしまう、そういうこともありました。彼らが浪人してしまってラジオで紹介されると、masa自身浪人していたこともあって、多少の仲間意識を感じることもありました。

と、ラジオの話はこのぐらいにして、歌の話に戻りましょう。masaが彼らの曲で最も気に入っているのは「Burnin' X'mas」です。この曲の歌詞を簡単に説明すると、密かに片思いしてた彼女、もちろん相手には彼氏がいるのですが、この人と主人公の男が・・・と言う話なのです。この歌の歌詞には非常に共感できるところがあるのですが、その理由は・・・伏せておきます。この歌はクリスマスソングのはずなのですが、基本的にクリスマスが嫌いなmasaが唯一許したクリスマスソングです。masaはカラオケに行くといつでもこの歌を歌っているのですが、この歌を歌う時はいつも以上に熱唱してしまうのです。この歌に関しては衣装もとても印象的だったのです。ちなみに彼らの歌もキーが高いのです。

衣装と言えば、ボーカルの西川さんの衣装は毎回とても印象的なのです。毎回見る人の度肝を抜くのですが、驚いたのは「HOT LIMIT」の時の衣装ですかね。あれは・・・、普通に考えたら相当怖いと思うのですが・・・。毎回それが楽しみだったのです。なお、この頃から「風がふいていないと歌えない」と言われていたようです。実際にmasaもそのとおりだと思っていたのですが・・・、違っていたようです。

あるとき西川さんは突如として封印宣言をしてしまうのです。この封印と言うのはT.M.Revolutionを更にビッグにするために行ったことらしいのですが・・・、これって何か意味はあったのですかね？どうもこの封印にはあまり意味が無かったと思うのですが。そしてこの封印をしたときに行っていたプロジェクトが「T.M.R-e」と言うものなのです。正式名称は「the end of genesis T.M.R.ebvolution turbo.typeD」と言う名前なのですが・・・、もう誰もこんなことおぼえていませんよね？このプロジェクトではそれまでとは違って、より曲に重点を置いていたと思ってます。封印前はどちらかと言うとおちゃらけと言うイメージがあったのですが、封印後のこのプロジェクトではシリアスになったと言えるでしょう。

その封印を宣言したのは１９９９年のことだったのですが、２０００年春にこの封印は解除されました。この封印解除は封印以前のT.M.Revolutionと封印後のT.M.R-eの持ち味を融合させようとしていたようですが、以前に比べてより曲で勝負するようになったと思っています。ボーカルなどにも以前以上の力を感じることが出来ます。

が、masa自身は以前のあの感じが気に入っていたんですが・・・。以前みたいに奇抜な衣装がなくなったことも気になっています。もう一度「Burnin' X'mas」の頃のような衣装を着てもらいたいのですが・・・。