6. ドラえもん

ある意味で日本一有名なアニメ番組の一つであると思われます。ドラえもんと言えば名前ぐらいは大体誰でも知っているはずです。原作はもちろん藤子不二夫さんです。ここでは一応キャラ、ストーリーの紹介をしておきたいと思います。

ドラえもん・・・元々２２世紀で普通に市販されているネコ型ロボットなのです。このタイプのロボットはたくさん市販されているのですが、この物語で出てくるドラえもんは少し性能が悪かったタイプのようです。その上、ねずみに耳をかじられた影響でねずみが嫌いになり、かつては黄色かった体も耳をかじられた自分の姿を見てショックを受けたため、青く変色してしまったようです。彼はのび太のひ孫であるセワシによって、２０世紀ののび太の家に送り込まれることになったのです。彼の頭脳のレベルは大学生並みだと言われていますが、どう考えてもそれほどに感じられないのは何故？言い忘れていましたが、どら焼きが大好きなのです。どら焼きのためなら何でもできると言うぐらいです。彼の持つ秘密道具がこの物語の重大な要素です。

のび太・・・この物語の実質的な主人公。学校の勉強にはまったくついていけないようで、テストでは大体いつも０点。運動の方も全くといって良い位ダメな子供である。得意なのは昼寝、早撃ち、あやとりなど。と言うか運動が全くダメな割に早撃ちが得意なのは何故？彼のおかげでひ孫のセワシが苦労することに・・・。その原因はのび太がジャイアンの妹ジャイ子と結婚したこと。本当はしずかちゃんがすきなのだが、どういうわけかジャイ子と結婚してしまったために未来が変わってしまったらしい・・・。基本的に面倒臭がり屋で飽きっぽいと言う性格であるが、意外と頭の回転が早いらしくドラえもんの秘密道具の使い道を考えるのは早いですね。が、時々とても嫌な奴に見えるのは気のせいかな？劇場版では多少精神的に成長しているのですが、テレビ版などでは全く成長していない感じがします・・・。

しずかちゃん・・・のび太が密かに片思いしている少女。本人はそういうことは全く気にならない様子で、のび太のことも「クラスメートの一人」としてしか捉えていない模様。非の打ち所がない少女・・・に見えるが実際には多分こういう子にも欠点ぐらいあるんじゃないかと思ってしまうのはmasaのものの捉え方が歪んでいるからなのでしょうか？それにしてもこの子がのび太と結婚することになるとは・・・、普通ではありえないと思ってしまいます。

ジャイアン・・・かの有名な「お前の物は俺の物、俺の物は俺の物」と言うセリフを発した男です。簡単に言えばいじめっ子キャラです。のび太にとっては天敵なのですが、同時に頼りになる友達でもあります。彼いわく、のび太は自分の心の友らしいのですが、そんな心の友に対してあんな行動を取るのはどうかな、と思ってしまいます。普段はとても嫌な奴ですが、劇場版の物語では本当に頼りになる男になります。彼ほど普段の物語と劇場版での役回りが違う人もいないでしょうね。本名も一応あるはずなのですが・・・、忘れてしまいました。よくリサイタルをしているのですが、彼の歌声は「ホゲ〜」と言う擬音で表現されるようにすさまじい歌声のようです。それはさながら生体兵器のようです（笑）

スネ夫・・・お金持ちの息子で親戚に色々な人がいてその人に色々な物をもらえると言う普通に考えたら嫌な奴。実際にそのもらった物をのび太たちに見せ付けて自慢していたりする。が、それをジャイアンに取られるのが大体のパターンです。普段はジャイアンの腰巾着のような感じで、ジャイアンと一緒になってのび太をいじめています。ジャイアンがあだ名なのに対してスネ夫は本名なのですが、よくこんな名前をつけたなと思うのはmasaだけでしょうか？普通あんな名前を付けられたら相当親に対して反感を持つと思うのですが・・・。彼も普段と劇場版では相当扱いが変わっています。普段は嫌な奴なのに実はいい奴だと言うところが多少気になるのですが・・・。

これ以外では出来杉とかドラミちゃんとかいますが、あまりここでは触れません。最後に一つ、ドラえもんの最大の特徴は普段のテレビ放送と映画版の間に相当の違いがあるところです。テレビ版は毎週変わりない感じなのですが、映画版になるとこれが相当変わります。まず普段は何も出来ないはずののび太が大活躍するところ、そして普段は嫌な奴としか描かれないジャイアンとスネ夫がドラえもんとのび太の頼りになる味方として描かれているところです。普段もこのぐらい仲が良かったら良いのに、といつも思っていたのですが・・・。

そう言えば、最近はテレビ放送も映画も全く見ないのですが、相変らず上で書いたとおりなのでしょうか？昔はこれを見る時間もあったのですが、最近はストーリーに進展が無いところがちょっと嫌だなとも思っています。それに原作者が既に亡くなってしまわれたので本当は物語は続かないと思っているのですが・・・、原作者がいないのに続けていていいのでしょうか？