言わずと知れた、超有名な格闘ゲームである。masaがゲーセンに通い始めた時にはちょうどこのゲームのブームが起こっていて、このゲームのゲーム台は常に人が座っていた。格闘ゲームなので、人対人の対戦がメインであり、勝ち抜き戦さながらのことが毎日行われていた。そういう訳で誰からも乱入されずにゲームのエンディングを迎えることはほぼ不可能なことであった。masaはまだまだ初心者だったため、このゲーム自体をすることはなかったのだが、あの人だかりは今考えてもものすごいものがあったと思う。なお、このゲームに限ったことではないのだが、対戦格闘ゲームになると、中高生に混じって、小学生がこのようなゲームをしているのを見ることが出来る。しかも彼ら小学生は普通の中高生よりもはるかにゲームがうまいのである。と言うのは、彼らが大学生ぐらいのゲームがうまい人に習っているからではないかと思われる。ちなみにこのゲームはmasaの友達が得意としていたのだが、やはり世の中上には上がいて、その友達をもってしても勝てない相手もいた。
それではシリーズの説明に入ろう。
ストリートファイターというゲームの続編として作られたゲーム。(ちなみにストリートファイター自体は見たことがない。一応ゲームとしてはあるらしいのだが、残念ながらそれを見る機会に恵まれなかった)ゲームとしては、最強のファイターを決めるために世界各地からファイターを集めてきて、戦いをするというストーリーであったが、そんなストーリーなどはゲームをする上では大して問題にはならないのである。むしろ問題となるのは登場キャラクターとそのキャラクターが背負うストーリーであると思われるのでそれを紹介しておきたい。
リュウ |
真の格闘家を目指すために、さすらいの旅を続けている。 ライバルのケンに会いに旅に出た。 |
ケン |
リュウをライバルと認め、アメリカに武者修行に出た。 しかし、アメリカに来てから恋人との生活の中で、修行を サボっていた。今回、リュウが自分に会いに来ると聞き、 再び修行を始める。 |
春麗 |
麻薬捜査官の父が行方不明になったため、彼を探しに旅にでた。 自らも刑事になり父の消息を探るうちにその裏側に犯罪組織 「シャドルー」がうごめいていることを突き止める。しかし、その 組織のボス、「ベガ」を探す旅はまだ始まったばかりであった・・・。 |
ガイル |
殺された同じ部隊の戦友「ナッシュ」の敵を取るために旅に出た。 「ベガに気をつけろ」という彼の遺言を頼りに「ベガ」を探すことに した彼は、家族を捨てた。彼がベガにたどり着くのはいつになるだろう? |
E、本田 |
日本の国技「相撲」の素晴らしさを世界に広めるために戦いに挑む。 |
フランカ |
幼い頃両親と乗っていた飛行機が墜落してしまったため、アマゾンの ジャングルの中で育った。育った環境のため、特殊な体質となった彼は 両親を探す旅に出るのであった。 |
ザンギエフ |
祖国ロシアの名誉のために参加したプロレスラー。 |
ダルシム |
子供のために戦うファイター。ヨガの奥義を駆使して戦う。 |
以上8人のうちから主人公を一人選択して、残りのキャラクターを倒していくのだが、自分の選んだ主人公以外の7人のキャラを倒すと、ついに四天王が出現する。この四天王を倒すとゲームクリアとなる。ちなみにこの四天王の紹介は以下のとおり。
バイソン |
世界一のボクサーを目指していたのだが、生活のためにストリートファイターを している。ボクサーなのでパンチのみしか使えないが、一撃一撃が強力である。 |
バルログ |
美に対して異常な執着心をもつ。美しくない者には存在価値を認めない。 ファイターの中で唯一武器(爪)をもつ。そのためリーチが長くなっている。 |
サガット |
かつて格闘技の帝王であったが、リュウに敗れ、再び帝王となるべく 立ち上がる。上下段の飛び道具が強烈。しかも対空技を持つため、 なかなか飛び込めない。うまく飛び道具をかいくぐって攻撃するのが攻略の鍵である。 |
ベガ |
悪のオーラに身を包み憎しみの拳で攻めてくる。自ら最強を名乗り、 格闘王の名をほしいままにする。一撃一撃が強烈で、攻撃と防御の 切り替えをうまく行わないと勝てない。最終ボスである。 |
なお、このゲームでは各キャラクター間の強さのバランスが適当であったとは言いがたく、最強キャラと最弱キャラの差が明確に分かれていた。このアンバランスはシリーズが進むごとに是正されていくことになる。
「スト2」がバージョンアップしたもの。「スト2」では主人公は8人の中からしか選べなかったが、今回からは四天王も含めた12人のキャラから主人公を選ぶことが出来る。なお、このゲームから同キャラ対戦(同じキャラ同士による対戦)が可能になった。これはつまり、2Pカラーと言うものの始まりとなった。ちなみに「スト2」のバランスの悪さを改善すべく、多少は技の性能が変化したキャラもいた。一例をあげると、「スト2」では、ほぼ同キャラ扱いであったリュウとケンに違いが生まれつつあったのもこの頃からである。その他の点では特に変化があったとは思えない。と言うよりも、このゲームに関しては印象が薄かったため、このぐらいしか覚えていないのが実際のところである。
「スト2ダッシュ」のバージョンアップしたもの。「ターボ」というのはゲームのスピードが上がったことを意味している。ゲームのスピードが上がったということは、溜め技系のキャラは技の溜め時間が短くなるという利点があった。なお、バランス調整がさらに進み、キャラクターによっては新たな技を覚える者もいた。(例えばダルシムのヨガテレポートなど)このゲームになると、リュウとケンの差別化はさらに進んでいった。リュウは波動拳の隙が小さくなり、ケンは昇竜拳の対空の範囲が広くなったという具合である。masaは反射神経が多少鈍いので、このゲームのスピードにはなかなか反応できなかった。
「スト2」に「スーパー」がついた。一部では略して「スパ2」と呼ばれていたらしい。このゲームから新たに4人のキャラクターが加わった。なおキャラクターのグラフィック(キャラ選択の画面でのグラフィック)がかなり良くなっていた。またキャラクターの能力、性能が変更されている。ちなみに新キャラクターは以下の4人。
T,ホーク |
かつて「シャドルー」に聖地を追われた部族の生き残り。 聖地を取り戻すため単身「シャドルー」に戦いを挑む。戦闘 スタイルはザンギエフと似たところがある。投げ技が強力である。 |
キャミイ |
記憶喪失だが、英国情報部の特殊工作員をしている少女。 指令により「シャドルー」に近づくにつれ、彼女に関する意外な 事実が判明するらしい。ちなみにその意外な事実と言うのを 管理人は確認してないので、誰かご存知の方がおられましたら、 掲示板まで情報をお願いします。 |
フェイロン |
カンフーアクションスターで映画俳優、しかも格闘家としても一流 の腕を持つ。自分のカンフーの腕を磨くため参加した。 ちなみに見た目はブルー○リー(笑) |
ディージェイ |
ミュージシャンとしても一流だが、キックボクサーとしても一流の 腕を持つ。初心者向けでしかも技の一つ一つは高性能である。 |
「スト2」シリーズはベガを含め、11人のキャラクターを倒せばクリアになる。(自分の選んだキャラ7人+四天王=11人)今までは自分の選択キャラ以外の全キャラを倒すことになっていたのだが、このゲームからは四天王以外の12人から8人を倒し、そして四天王を倒したらクリアと言うことになった。これにより、クリアの過程で戦う必要のないキャラも出てくることになった。それは結局自分のキャラと相性の悪いキャラが出てこない対戦の順番を発見すると言う作業を生むことになった。ちなみにこのゲームではリュウとケンは全くの別キャラということになった。リュウにはファイアー波動拳が追加され、ケンは強昇竜拳がファイアー昇竜拳と言うことになった。
別名「スパ2X」とも呼ばれる。「スパ2」のバージョンアップしたもの。今回最大の変化としては、「スーパーコンボ」が加わったことがあげられる。これは要するに「超必殺技」であって、一撃必殺の技である。これはスーパーコンボゲージを溜めることで放つことが出来る。この一撃必殺の技で戦況が一気に逆転するという事態も発生した。これ以外の大きな変更点としては、隠れキャラがいたことである。この隠れキャラは「豪鬼」という名前である。彼はリュウとケンの師匠であるゴウケンを殺した男で、「殺意の波動」をまとっている。ある意味ではリュウの求める最強を歪んだ形ではあるものの、具現化したキャラクターであると言える。キャラクターの性能としては、リュウ、ケンのいいところをミックスしたもので、さらに彼らよりも技の出るスピードが速いという特徴がある。さらにオリジナル技として、「瞬獄殺」を使う。この技はくらったら最後、大ダメージを覚悟しないといけないものである。このキャラクターは条件によっては最終ボス、ベガの代わりに乱入してくる。またキャラクターとしても選択が可能である。(このキャラクターを出すための隠しコマンドがあったはずなのだが、忘れてしまったので、誰か教えてください。)なお、このゲームは「スト2」シリーズの最終進化形態で、このゲームのテイストは「ストリートファイター3」シリーズ、「ストリートファイター0」シリーズ、さらに他のカプコンの格闘ゲームに受け継がれていくことになるのであった。
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